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2008年4月25日 (金)

お直しの注意点

先週の集まりに着たのは 昭和30年代頃まで流行ってたマジョリカ御召

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じゃ~~~ん

小学校の同級生→

全員60歳の還暦

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080421027この着物は前にも書いたが、お直ししても着たいと思って洗い張り&胴接ぎを頼んだのに仕立て上がったらとんでもない胴接ぎだった代物...胴接ぎの経験のない仕立て屋だったのか、胴接ぎが30㎝も!

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←苦労して着てます

腰紐の位置が決まるまで何度もチェック(位置が分かれば次からはもう大丈夫ですけどね)

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マジョリカ御召:ラメ糸を織り込んだ御召で、この他に白地に銀のも仕立て直してあるがどれも母の若い時のもの

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080421032 白地の方を先に仕立て直したのだが、その時は「胴接ぎ」という手があるとは知らず(←頼んだ先の呉服屋も知らなかったのかも)ギリギリ身丈を延ばしたが寸足らずで腰紐を低く締めないとお端折りが出来ず、これも苦労して着てます...。

←身丈はたっぷり出したものの...出し過ぎと接いだ位置が悪い

←塵除けコート 重宝してます♪

胴接ぎをお端折り部分でするか、帯で隠れる部分にするか、延ばしたい長さを考えて決めるが普通お端折り部分であろう。

そうすると腰紐の位置を考え、紐からお端折りまでの間の隠れる部分で接ぎを入れるとすればせいぜい20cm...腰紐の位置を測ってもらったはずなのにそんなこと考慮せずに「接ぎは身丈の半分で」とおまけに30㎝!はありえないこと。

接ぎが見えないように着付けるには腰紐をうーんと高く、あばら骨の位置で結ばないとお端折りに接ぎが出て帯下20㎝ものお端折りになってしまうのだ。

でも、もう腰紐の位置が分かったので、好きな着物で着たくてお直ししたものだから何度も着てます(...それでも5回くらい?もっと着よう!)

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な~んだ ちょっと長い胴接ぎも着方を工夫して解決...ではなかった!

080421031とんでもなかった事とは着方で解消できるような簡単なものではなかったのです。

私の着方は前にも書いたようにお端折りが着付け本や雑誌のキモノサ○ン等の様に平らなお端折りではなく、どうしても斜めになる...それは気にしないで着ているが、この場合気にしない事態ではなかったのだ!

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点線の部分に胴接ぎした布が覗いてしまうのだ!

共布で接いであるのなら目立たないが...目立つ!

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.080421011つまり初めにお直しした時は、黄色点線部分が濃紺の無地だったから帯下にもろに無地が三角に見えてしまい着るわけにもいかなかった。

出来上がってからずっと仕舞いっきりで、それに気付いたのがお直ししてから1年以上も経っていて呉服屋にクレーム出すのも躊躇していたのだ。

それを後押ししてくれたのが「私なら絶対に言うわ!」と言うN女史→恐る恐るた○ばなやさんに現物を持って行って説明したさすがた○ばなや!「胴接ぎに不慣れだったので身丈さえ出せばOKだと思っていたこちらの手落ち、せめて覗く所だけでも共布にして目立たなくさせます」080421016と良心的営業ポリシー、商人の鑑!

それで衿か袂あたりから共布を取り出して付け替えたのが↑上の画像の黄色い部分、着れば縫い目は見えてしまうけど...まぁ目立たない 気にしない♪

でもね、ちょっと油断した着付けだとお端折りから覗いてしまうくらいギリギリなんです。(ちょっとめくってみました↑)

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《胴接ぎで身丈を伸ばすには》

*帯部分で:せいぜい10㎝まで  ※どのように接いだら良いかしっかり自分の着方を見せて測ってもらうこと (この部分は難しいと思う)

*お端折り部分で:せいぜい20㎝まで  ※自分の着方を見せ腰紐の位置が裾から何㎝かを測ってもらうこと、希望の身丈だとどのくらいお端折りが作れるかを見合って接ぐ長さ(<お端折りで隠れる長さ)を決めること

以上、私の失敗体験(←まだまだあるよ)から学習した胴接ぎ法です。高いお直し料金が発生するのですから、くれぐれも気をつけてお直しをしてくださいませ。

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コメント

私は偶然にも初めて仕立て直したものが、二枚とも胴接ぎでした。
それに慣れていた悉皆やさんで、腰紐の位置も聞かれなかったの
に、ドンピシャでした。
此処に出した物は全てOKでしたが、慣れないところに出した物は、勿
論やり直しでした。

胴接ぎに着物って何枚有るかしら?

投稿: 中ざくら | 2008年4月25日 (金) 18時36分

・中ざくらさん

胴接ぎの失敗はまだまだありますよー!

投稿: キナコ | 2008年4月25日 (金) 23時29分

着られないような仕立てでは、折角胴接ぎにした意味がありませんねぇ!
胴接ぎで着る・着たいような着物を受け継ぐことが無いので、縁がないものの、
そういう方法で着物が生き返るのは素敵!と思っていました。
胴接ぎを受けてくれる仕立て屋さんなら、
どこでもキチンとしてくれるのかと思っていましたので、
注意が必要ねぇ!と、またまた知識が追加されて、少しずつ賢くなっています。(笑)

投稿: むかし桜 | 2008年4月26日 (土) 10時17分

・むかし桜さん

仕立て屋さんにも技量の差があるのですねぇ。
着られないような物を色々作られてしまいました。
・身丈が足りない着物、袂が短いもの・・・反物が足りなかった
・頼んだのと染めが違う・・・こちらのが合うと思いましたから
・洗い張りだけ頼んだのに仕立てられちゃった・・・着物にしなくっちゃ
等など...当時は文句が言えなかったんです(今なら言う!)

投稿: キナコ | 2008年4月26日 (土) 19時24分

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