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2005年7月16日 (土)

着物再生:裄直し

腕がニューっとでる着物は嫌いだ!

いつもの長さより1センチ短くても気になるのが裄。

裄直しも自分でチクチクやればよいのだが、解いたが最後スクラップにしかねない我が技量では金を払って裄直し(裄出し)をやってもらうしかない

そこで一番安上がりなのは身頃か袂側の一方で斜めに幅を出す方法。

次は袂の袖幅からも幅を出すようにして身頃側と合わせて幅出しをする方法。

どちらの方法も、幅を出せるだけの生地のゆとりがある場合だが、時には反物自体の幅が狭く裄を出せないものもある...でも着たい!そんな時は。

袂の幅に接ぎを入れる方法

接ぎを入れるだけの生地があるのか...無くても見つけるのがプロの技!

どこから見つけ出すのかと思ったら①衿から、②下前の袵を別生地に替えて袵を利用。

その他、別の生地をデザインとして接ぐ方法もある。

syahaori そのような方法があることをまだ知らなかった当時、いつもの呉服屋の女将と、私の母が遺した紗の羽織を前にしてあれこれ悩んでいた。

それは反物自体の幅が狭く裄が出せないのだが何とか着たい。

そこで甚平のように身頃と袂とを糸でつないだらどうかと考え出した。

それではまるで甚平みたいでお洒落遊び心が無いので、 hagiito 袂の中ほどを切り、そこを糸でつないでみようと女将とのアイデア!

当時その成功が嬉しくて、会う人会う人に説明したり、知らないオバチャンに「この羽織変わっているわね」と声を掛けられ更に説明したりと楽しいことが沢山ありました。

この方法は単だから出来たわけだけど、その後、襟から取った布で袂に接ぎ裄出しをしたものについては後日。

でもいずれにしても大掛かりなお直し(仕立て直し)になるので、「何としてでも着てやりたい」と想入れのある着物に施すものでしょう。

    (画像は左袖部分と接いだところ)

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